メガネは様々なパーツを組み合わせて作られています。よくメガネ屋さんで耳にするテンプルや、モダンとはどこの部分のことなのか? こちらでは代表的なメガネのパーツ9種類をご紹介していきます。
メガネのパーツの中で「リム」とは、メガネのレンズを囲んでいる部分のこと。名前の由来は枠、縁の英語の「rim」。
リムには大きく分けて4種類あり、形状によってメガネフレームの呼び方が変わります。
フルリム…レンズがメガネフレームに全て囲まれている。
ハーフリム…リムの下だけナイロンの糸で固定している。ナイロールとも言われています。
アンダーリム…リムの上だけナイロンの糸で固定している。逆ナイロールとも言われています。
リムレス…リムがなく、レンズをネジで固定している。ツーポイント、ふちなしとも言われています。
メガネのパーツの中で「ブリッジ」とは、左右のリムを繋いでいる部分のこと。由来はリムの橋渡しをしていることから英語の「bridge」。 正面から見て山のようなっているので「山」とも呼ばれます。
メガネのパーツの中で「テンプル」とは、こめかみを挟んでいる部分のこと。由来はこめかみを意味する英語の「temple」。つるとも呼ばれます。 メガネフレームによりテンプルの長さが違うのでお顔の長さに合わせて購入することでより良い掛け心地になります。
メガネのパーツの中で「智(ち)」とは、リムとテンプルを繋いでいる部分のこと。ヨロイとも呼ばれています。
由来は形が武士の鎧にみえることから。
ヨロイのデザインや形でメガネを掛けた時の印象も変わります。
メガネのパーツの中で「フロント」とは、メガネの正面のこと。フロント部分には「リム」、「ブリッジ」、「ヨロイ」が含まれます。 名前の由来は全面の英語「front」。前枠とも呼ばれます。
メガネのパーツの中で「鼻パット」とは、ブリッジの裏側にある鼻に直接あたる部分のこと。鼻あて、ノーズパッドとも呼ばれます。 メガネフレームと一体になっているものや、クリングスで取り付けられているものもあります。
メガネのパーツの中で「クリングス」とは、鼻パットとフロントを繋ぐために取り付けられた部分のこと。メガネフレームと一体になっているデザインのものにはついていません。 メガネのズレが気になる方はクリングス付きのメガネを選んでみるのも◎ 由来はしがみ付くの英語「cling」。
メガネのパーツの中で「モダン」とは、耳にかかる部分のこと。メガネを長時間かけても負担が掛からないようにテンプルの先につけられました。先セルとも呼ばれます。 由来は昔のメガネはセルロイドが多く、その名残からセルロイドの先につけるための部分という意味の「先セル」。プラスティック素材が多いですが、最近ではラバーモダンや、モダンのついていないデザイン性の高いものもあります。
メガネのパーツの中で「ヒンジ」とは、メガネの折り畳みをする部分のこと。丁番や蝶番(ちょうばん、ちょうつがい)とも呼ばれます。ヒンジのない一体成形のメガネフレームも増えてきています。由来は丁番の英語「hinge」。バネ構造や埋め込みなど、色んな種類があります。
いかがでしたか? これであなたもメガネ通に。 パーツの名前や由来を知ることで、そのメガネのこだわりの部分が分かりやすくなります。 メガネのパーツを知ってお選びするときの参考にしてみてください。